“吸口”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すいくち61.5%
すひくち30.8%
くち7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次には同じようにして吸口(すいくち)の方を嵌(は)め込み叩き込むのであるが、これを太鼓のばちのように振り廻す手付きがなかなか面白い見物であった。
喫煙四十年 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
藍微塵(あゐみぢん)の袷(あはせ)を、膝が破れさうに坐つて、此時代では何よりの贅澤とされた銀の吸口(すひくち)のチヨツピリ付いた煙管で煙草盆を引寄せる平次は、若くて好い男ながら
金の吸口(くち)で、烏金(しゃくどう)で張った煙管(きせる)で、ちょっと歯を染めなさったように見えます。懐紙(かいし)をな、眉(まゆ)にあてて私(てまい)を、おも長に御覧なすって
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)