“右岸”の読み方と例文
読み方割合
うがん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白い旗には近衛(このえ)歩兵第二連隊一等卒白井倉之助之霊と書いてあった。五月十日の戦いに、靉河(あいが)の右岸(うがん)で戦死したのだという。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
都田川(みやこだがわ)の右岸(うがん)には、青竹(あおだけ)をくんだ矢来(やらい)の先が、針(はり)の山のように見えている。そのまわりに、うわさを聞きつたえて集(あつ)まった群集が、ヒシヒシと押(お)していた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さっき一同が甲府(こうふ)から指(さ)してきた時に、汗(あせ)をしぼって一列に駈(か)けた野呂川(のろがわ)の右岸(うがん)で、その胎内(たいない)の間道(かんどう)をくぐり、その絶頂(ぜっちょう)のとりでへでようとこころみた小太郎山(こたろうざん)そのものの姿(すがた)は
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)