“半(さ)” の例文
「なに、そんなことはねえ、新さんとお光さんの仲人なら俺にゃ過ぎてらあ。だが、仲人はいいが……」と言い半(さ)して、そのまま伏目になって黙ってしまう。
深川女房 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)
と清之介君が言い半(さ)した時、女中が後片附けの都合で又顔を出した。それを好いことにして妙子さんは
女婿 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
「え、よろしいどころなものですか、今日もお医者から……」と言い半(さ)して、お光は何と思ったか急に辞(ことば)を変えて、「何しろ質(たち)のよくない病気なんですもの」
深川女房 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)
と瀬戸君が言(い)い半(さ)して、躊躇した。
求婚三銃士 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)