“八十”の読み方と例文
読み方割合
やそ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今一葉には「八十(やそ)になりけるとしのはじめに」と端書して「今朝ぞ見る八十のちまたの門の松」と書し、下に「壽松」と署してある。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
即ち、一首の声調が如何にもごつごつしていて、「もののふの八十(やそ)うぢがはの網代木(あじろぎ)に」というような伸々(のびのび)した調子には行かない。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
八十(やそ)の湊(みなと)といふのは、ひょっとすると、土地(とち)の名前(なまへ)で、今(いま)の野洲川(やすかは)の川口(かはぐち)をいつたのかも知(し)れません。さうすると、歌(うた)の意味(いみ)が、しぜん變(かは)つて來(き)ます。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)