“兇手”の読み方と例文
読み方割合
きょうしゅ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、それがにんじんの仕業(しわざ)とは気づかず、運命の避け難き兇手(きょうしゅ)が、わが身に降りかかったものと思っているがいい。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
しかし人目を離れて二人っきりの世界になると、慎恚(しんい)のほむらは天に冲(ちゅう)するかと思われ、相手の兇手(きょうしゅ)から脱れるために警戒の神経を注射針のように尖(とが)らせた。
電気看板の神経 (新字新仮名) / 海野十三(著)
やっとのことで二人がその兇手(きょうしゅ)から逃(のが)れ出してきたものが、いまや、もう二人が追いつきようのないほど遠ざかってしまったものだから、やむを得ずにとうとうその正体を現し
幼年時代 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)