“下寺”の読み方と例文
読み方割合
したでら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其れに下寺(したでら)と云つて……今は通行路(とおり)に成つて居るが、彼所は三十六坊の寺の在つた所、又山王台と云ふ只今西郷さんの銅像の在る所は、山王の社があつて
下谷練塀小路 (新字旧仮名) / 正岡容(著)
停車場及鉄道線路の敷地となった処には維新前には下寺(したでら)と呼ばれた寛永寺所属の末院が堂舎を連ねていた。
上野 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
いまは東(ひがし)に岩崎公園(いはさきこうゑん)の森(もり)のほかに、樹(き)の影(かげ)もないが、西(にし)は兩寺(りやうじ)の下寺(したでら)つゞきに、凡(およ)そ墓(はか)ばかりの野(の)である。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)