“三冬”の読み方と例文
読み方割合
さんとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
汝は三冬(さんとう)にも其色を変へねば我も一条(ひとすぢ)に此心を移さず。なむぢ嵐に揺いでは翠光を机上の黄巻(くわうくわん)に飛ばせば、我また風に托して香烟を木末(こずゑ)の幽花にたなびかす。
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
三冬(さんとう)を蟄(ちつ)すれば、天狗(てんぐ)恐(おそ)ろし。北海(ほくかい)の荒磯(あらいそ)、金石(かないは)、大野(おほの)の濱(はま)、轟々(ぐわう/\)と鳴(な)りとゞろく音(おと)、夜毎(よごと)襖(ふすま)に響(ひゞ)く。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)