“モタ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:もた
語句割合
擡100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
磨(ミガ)かれぬ智慧(チヱ)を抱いたまゝ、何も知らず思はずに、過ぎて行つた幾百年、幾万の貴い女性(ニヨシヤウ)の間に、蓮(ハチス)の花がぽつちりと、莟(ツボミ)を擡(モタ)げたやうに、物を考へることを知り初(ソ)めた郎女であつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
此は、横佩家へも出入りし、大伴家へも初中終(シヨツチユウ)來る古刀自(フルトジ)の、人のわるい内證話であつた。其を聞いて後、家持自身も、何だか好奇心に似たものが、どうかすると頭を擡(モタ)げて來て困つた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫、釈迢空(著)
此は、横佩家へも出入りし、大伴家へも初中終(シヨツチユウ)來る古刀自(フルトジ)の、人のわるい内證話であつた。其を聞いて後、家持自身も、何だか好奇心に似たものが、どうかすると頭を擡(モタ)げて來て困つた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)