“むむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
无夢66.7%
無々33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又宋人(そうひと)彭乗(はうじやう)が作(さく)墨客揮犀(ぼくかくきさい)に鄂州(がくしう)の僧(そう)无夢(むむ)も尸(しかばね)を不埋(うづめず)、爪髪(つめかみ)の長(のび)たる義存(ぎぞん)に同じかりしが、婦人の手に摸(なで)られしより爪髪のびざりしとぞ。
又宋人(そうひと)彭乗(はうじやう)が作(さく)墨客揮犀(ぼくかくきさい)に鄂州(がくしう)の僧(そう)无夢(むむ)も尸(しかばね)を不埋(うづめず)、爪髪(つめかみ)の長(のび)たる義存(ぎぞん)に同じかりしが、婦人の手に摸(なで)られしより爪髪のびざりしとぞ。
なべて人の世に相逢(あいあ)うということ、頷(うなず)き合うということ、それ等は、結局、この形に於てのみ真の可能なのではあるまいか。寂寞の姿と無々(むむ)の眼と——。
雛妓 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)