“まの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
間伸35.7%
真野21.4%
間延21.4%
真向7.1%
面7.1%
麻怒7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今まで、速射砲のように、躰に響いていた、レール接目(つぎめ)の遊隙(ゆうげき)の音も、次第に間伸(まの)びがして来た。
鉄路 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
先だっても柳沢の言っていたことに、真野(まの)がある女にやった手紙(ふみ)を水野がその女から取り上げて人に見せていた。他の男が女にやった手紙を女から取り上げて見るのは面白い。水野は腕がある。
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
左方の上(あが)り段の上に閉じられていた間延(まの)びのした大きな障子が、がたがたと開かれて、鼠木綿が斑汚(むらよご)れした着附(きつけ)に、白が鼠になった帯をぐるぐるといわゆる坊主巻(ぼうずまき)に巻いた
観画談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
朝凪(あさなぎ)の海、穏(おだや)かに、真砂(まさご)を拾うばかりなれば、纜(もやい)も結ばず漾(ただよ)わせたのに、呑気(のんき)にごろりと大の字形(なり)、楫(かじ)を枕の邯鄲子(かんたんし)、太い眉の秀でたのと、鼻筋の通ったのが、真向(まの)けざまの寝顔である。
悪獣篇 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
とはいえそれは忍ぼうと思えば忍びもなろうが、面(まの)あたりに意久地なしと言わぬばかりのからみ文句、人を見括(みくび)ッた一言(いちごん)ばかりは、如何(いか)にしても腹に据(す)えかねる。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
次に伊美賀古(いみがこ)の王、次に山代の王、次に妹大伴(おほとも)の王、次に櫻井の玄(ゆみはり)の王、次に麻怒(まの)の王、次に橘の本の若子(わくご)の王、次に泥杼(ねど)の王(十三柱。)また岐多志比賣の命が姨(をば)、小兄(をえ)比賣に娶ひて