“にの”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ニノ
語句割合
担72.2%
荷16.7%
丹濃5.6%
舁5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかし、いくたりの青年が、この人に競(きそ)い負けてわたしのまわりから姿を消したことであろう。おもえば相当に、罪を担(にの)うて居(い)るこの人である。
愛よ愛 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
さし詰(つむ)る癪(しゃく)押(おさ)えて御顔打守(うちまもり)しに、暢(のび)やかなる御気象、咎(とが)め立(だて)もし玉わざるのみか何の苦もなくさらりと埒(らち)あき、重々の御恩荷(にの)うて余る甲斐(かい)なき身、せめて肩揉(も)め脚擦(さす)れとでも僕使(つかい)玉わばまだしも
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
それから從兄の丹濃(にの)や森下の太都夫(たつを)などが、いろ/\手を盡して深切を運んだ事を思ひ出した。
古代之少女 (旧字旧仮名) / 伊藤左千夫(著)
太都夫(たつを)や丹濃(にの)の事を思ふに就けても、徒らに人に物を思はせるのは本意でない。程よき處で身を定めるの分別がなければならないとは、思慮ある女性の當然な考であらう。
古代之少女 (旧字旧仮名) / 伊藤左千夫(著)
竹輿(ちくよ)、夢を舁(にの)うて関原(くわんげん)を過ぐ——
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)