“麩糊”の読み方と例文
読み方割合
ふのり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
張つて麩糊(ふのり)を引いてゐるのは、文吾の單衣になる、繼ぎ接(は)ぎだらけの大和木綿であつた。初夏の空は淺緑に晴れて、山も里もキラ/\と輝き渡つてゐた。
石川五右衛門の生立 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
幼心に訝りながら、お駒が麩糊(ふのり)を入れてゐた神饌桶を掃除して、洗米(あらひよね)を拵へ、鼠糞の溜つてゐた土器(かはらけ)と三寳とを取り出し、總菜の餘りの枯魚(ひもの)一枚、それから父の飮み餘しの酒を瓶子に移し
父の婚礼 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)