“髯切”の読み方と例文
読み方割合
ひげきり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
忽然(こつねん)と下界へ墜(お)ちて来た一つの星みたいに見えた。それが、「源太ヶ産衣(うぶぎ)」や「髯切(ひげきり)」の燦爛(さんらん)とは知るよしもなかったが、何しろどこか粧装(よそおい)が違う。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わけて佐殿(すけどの)は、目の中へ入れても痛くないほどな可愛がりようで、こんどの合戦に際しても源家重代の「源太ヶ産衣(うぶぎ)」という鎧(よろい)と、「髯切(ひげきり)」の太刀(たち)の二品をば
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
源氏重代の紺(こん)おどし「源太ヶ産衣(うぶぎ)」の具足をよろい、髯切(ひげきり)の太刀を横たえ、逞(たくま)しい鹿毛(かげ)の鞍にあるために、一かどらしくは見られるが、何といっても、まだ十三歳であった。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)