“香(に)” の例文
今まで塵(ちり)ぼっけだった職人の腹掛も雨に打たれて香(に)おやかな紺の色になって赤っぽい紅葉や山茶花の間を通る時に腹掛ばかりが美くしい。
通り雨 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)