“飭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いまし50.0%
かざ25.0%
たしな25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翁助の妻は泣いて罪を謝した。榛軒は将来を飭(いまし)めた後に往診した。榛軒は門人に薬量の重んぜざるべからざるを説くに、毎(つね)に高束の事を挙げて例とした。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
暫(しばら)く待ちたまえとてたちまち失(う)せぬ、さて出て来て暫く眼を閉じよという、教えのままに眠入(ねい)ると思うほどに目を開けという、目を開けて見れば微妙(めでた)く飭(かざ)った門あり
氷の如く冷徹(ひえわた)りたる手をわりなく懐(ふところ)に差入れらるるに驚き、咄嗟(あなや)と見向かんとすれば、後より緊(しか)と抱(かか)へられたれど、夫の常に飭(たしな)める香水の薫(かをり)は隠るべくもあらず。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)