“隣字”の読み方と例文
読み方割合
となりあざ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次ぎには平生世話になる耶蘇教(やそきょう)信者(しんじゃ)の家族を招待した。次ぎには畑仕事で始終厄介(やっかい)になる隣字(となりあざ)の若者等を案内した。今夜は村の婦人連を招(まね)いた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
それは二人が打ち連れて間道を抜けながら隣字(となりあざ)の温泉——といつても一軒の宿屋が一つの湯槽を抱えてゐるにすぎないのであるが——へ浸りに行く途中のこと
黒谷村 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
重田(しげた)さんが立寄(たちよ)った。重田さんは隣字(となりあざ)の人で、気が少し変なのである。躁暴狂(そうぼうきょう)でもなく、憂欝狂(ゆううつきょう)と云う訳でもなく、唯家業の農を抛擲(ほうてき)してぶらぶら歩いて居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)