“酒甕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さかがめ55.6%
さけがめ27.8%
もたひ11.1%
みわ5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
部屋と云っても坑を切り広げたもので、上と下がすぼまって、腹の所が膨(ふく)らんでいるから、まるで酒甕(さかがめ)の中へでも落込んだ有様である。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
寝台の側に大酒甕(さけがめ)形の立卓笥(キャビネット)があるのみで、その上には、芯の折れた鉛筆をつけたメモと、被害者が臥(ね)る時に取り外したらしい近視二十四度の鼈甲(べっこう)眼鏡、それに
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
春經(へ)てさぶる酒甕(もたひ)には
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
饗宴は酒甕(みわ)から酒の減るにつれて乱れて来た。鹿は酔(よ)い潰(つぶ)れた若者たちの間を漫歩しながら酢漿草(かたばみそう)の葉を食べた。
日輪 (新字新仮名) / 横光利一(著)