“誼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よし68.1%
よしみ30.2%
ぎ0.9%
よ0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は総理大臣になったかもしれないが、私にとってはただの芦田君で、逢えばお前仕掛で話すのも、旧友の誼(よし)みというものだろう。
誼(よしみ)はあっても更に怨みというもののない拙者を討とうとするのも、多分、この辺から来ているのではないか、と僕は推量している。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
こいねがわくは吾が党の士、千里笈(きゅう)を担(にの)うてここに集り、才を育し智を養い、進退必ず礼を守り、交際必ず誼(ぎ)を重じ、もって他日世になす者あらば、また国家のために小補なきにあらず。
慶応義塾の記 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
近年新聞紙の報道するところについて見るに、東亜の風雲はますます急となり、日支同文の邦家(ほうか)も善鄰の誼(よ)しみを訂(さだ)めている遑(いとま)がなくなったようである。
十九の秋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)