“袖(ぽ)” の例文
それをどうかちょいと拭いてくれないかと言うと、ようございますと言ってじきに取り上げて、自分の鼻汁を拭いた長い筒(つつ)っ袖(ぽ)の先で茶碗を拭き取るのです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
それから人の前でもどこでも自分の着物の裾裏(すそうら)をまくって涕(はな)をかみ、そうして其涕(それ)をうまくすり付けてしまう。余り涕(汁)が多いと筒(つつ)っ袖(ぽ)の方にもそれをすり付けて置くんです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)