“街筋”の読み方と例文
読み方割合
まちすじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ロンドンの市中は、非常な霧のために、街筋(まちすじ)には街燈が点り、商店の飾窓(かざりまど)は瓦斯(ガス)の光に輝いて、まるで夜が来たかと思われるようでした。
すると暗いところをむやみに走って来たので二人とも方向(ほうがく)のつかぬ街筋(まちすじ)に出てしまった。
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
貞奴の旅情をなぐさめるためにと、旅宿の近所で花火をあげさせてばかりいた男の事や、彼女の通る街筋(まちすじ)の群集が、「奴(ヤッコ)、奴(ヤッコ)」と熱狂して馬車を幾層にも取廻(とりま)いてしまったという事や
マダム貞奴 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)