“虱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しらみ97.3%
しら1.4%
むし0.7%
ムシ0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人目を避けて、蹲(うずくま)って、虱(しらみ)を捻(ひね)るか、瘡(かさ)を掻(か)くか、弁当を使うとも、掃溜(はきだめ)を探した干魚(ほしうお)の骨を舐(しゃぶ)るに過ぎまい。乞食のように薄汚い。
伯爵の釵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
五十人もの男を虱(しら)み潰(つぶ)しに洗って見ろ、あの阿魔を殺したがっている野郎は五人や七人じゃねえ筈だ——俺が殺したというのか? 糞(くそ)でも喰(くら)え
「——お虱(むし)がたかっているかもしれないから、べつな所へ置いて、お肌着もお下帯も、熱い湯にひたして洗わせますように」
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
□安宿で困るのは、便所のきたなさ、食器のきたなさ、夜具のきたなさ、虱(ムシ)のきたなさ、等々であろう。
四国遍路日記 (新字新仮名) / 種田山頭火(著)