“虚情”の読み方と例文
読み方割合
うそ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小遣いにせよと言われたその紙入れを握ッている自分の手は、虚情(うそ)でない証拠をつかんでいるのだ。どうしてこんなことになッたのか。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)
嬉しい中に危ぶまれるような気がして、虚情(うそ)か実情(まこと)か虚実の界(さかい)に迷いながら吉里の顔を見ると、どう見ても以前の吉里に見えぬ。眼の中に実情(まごころ)が見えるようで、どうしても虚情(うそ)とは思われぬ。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)