“薬煉”の読み方と例文
読み方割合
くすね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猪の脂(あぶら)と松脂(まつやに)とを煮溜めた薬煉(くすね)は弓弦(ゆづる)を強めるために新らしく武器庫(ぶきぐら)の前で製せられた。兵士(つわもの)たちは、この常とは変って悠々閑々(ゆうゆうかんかん)とした戦いの準備を心竊(こころひそか)に嗤(わら)っていた。
日輪 (新字新仮名) / 横光利一(著)