“薬壜”の読み方と例文
読み方割合
くすりびん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最初の一回だけは、彼は薬局の窓口から薬壜(くすりびん)と薬袋(くすりぶくろ)とを差出した。すると、美しい眼がすぐ窓口から次郎をのぞいた。そして
次郎物語:01 第一部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
午後二人(ふたり)は家を出た。小山は画板を肩から腋(わき)へ掛け畳将几(たたみしょうぎ)を片手に、薬壜(くすりびん)へ水を入れてハンケチで包んだのを片手に。自分はウォーズウォルス詩集を懐(ふところ)にして。
小春 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
小指の尖(さき)で、中身をポンと落しメリメリと外箱(そとばこ)を壊(こわ)して裏をひっくりかえすと、弦吾はポケットから薬壜(くすりびん)を出し、真黄(まっき)な液体をポトリポトリとその上にたらした。
間諜座事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)