“萼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がく62.2%
うてな29.7%
ウテナ8.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又、まんまるにふくらんだ白い蕾(つぼみ)が、内に燃える発動(はつどう)を萼(がく)のかげに制御(せいぎょ)しながら、自分の爆発する時期を待っているのもいいものです。
季節の植物帳 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
暗道(ポテルン)の光沢のある橄欖石の側壁が、そこだけ花の萼(うてな)のようなかたちに穿(ほ)れ、その中にあふれるばかりの水をひっそりと湛(たた)えていた。水。
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
ひとり言しながら、ぢつと見てゐるうちに、花は、廣い萼(ウテナ)の上に乘つた佛の前の大きな花になつて來る。其がまた、ふつと、目の前のさゝやかな花に戻る。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫、釈迢空(著)