“耶(や)” の例文
此は人類の生を遂ぐる所以の大法の然るよりして來る歟(か)否耶(や)は姑らく論ぜずとして、世上に多く見るの事實である。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
左に推させ、耶(や)と右へ、捻ぢ回したる打擂(すまひ)の本手(てなみ)に、さしも悍(たけ)たる須本太牛は、鈍(おぞ)や頑童(わらべ)の放下(ほか)さるる猪児(ゐのこ)の似(ごと)く地響(ぢひびき)して摚と仰反り倒れけり——と描写している。
越後の闘牛 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)