“羹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あつもの93.8%
こう3.1%
しる3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
舌長姥 こぼれた羹(あつもの)は、埃溜(はきだめ)の汁でござるわの、お塩梅(あんばい)には寄りませぬ。汚穢(むさ)や、見た目に、汚穢や。どれどれ掃除して参らしょうぞ。
天守物語 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
いかにその食は一羹(こう)一菜に限り、その服は綿衣に限るもその結果はただ生活の不愉快を感ずるのみ。その倹約我においてなんの利益かある。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
西洋で鰻を食うに、骨切りなどの法なく、ブツブツと胴切りにして羹(しる)に煮るを何やら分らずに吃(く)う。ウィリヤム・ホーンの書を見ると、下等な店では蛇を代用するもあるらしい。