“美髯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
びぜん90.9%
びせん9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのまっ先に進んでくるのはまぎれもなし、青龍の偃月刀(えんげつとう)をひっさげ、駿足赤兎馬(せきとば)に踏みまたがって来る美髯(びぜん)将軍——関羽であった。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
次ぎに、巣鴨學校の美髯(びぜん)校長がゐる。お宮さんともとの所天(をつと)、また今の所天との關係には、この校長は忘るべからざる人である。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
燈光(とうくわう)燦(さん)として眩(まば)ゆき所、地中海の汐風に吹かれ来しこの友の美髯(びせん)、如何に栄々(はえ/″\)しくも嬉しげに輝やきしか、我は実(げ)になつかしき詩人なりと思ひぬ。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
美髯(びせん)、禿頭(とくとう)、それがシヤツ、ヅボン下(した)に、大麥稈帽(おほむぎはらぼう)を冠(かぶ)つて、今(いま)しも畑(はた)に水(みづ)を遣(や)つて居(ゐ)る處(ところ)。