“纖手”の読み方と例文
新字:繊手
読み方割合
せんしゆ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いと暑き日の午後(ひるすぎ)、われは共同の廣間に出でしに、緑なる蔓草の纏ひ付きたる窓櫺(さうれい)の下に、姫の假寢(うたゝね)し給へるに會ひぬ。纖手(せんしゆ)もて頬(ほ)を支へて眠りたるさま、只だ戲(たはぶれ)に目を閉ぢたるやうに見えたり。
蝋(らふ)の纖手(せんしゆ)のたましひは
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)