“総身”のいろいろな読み方と例文
旧字:總身
読み方割合
そうみ69.7%
そうしん25.8%
からだじゅう1.5%
さうしん1.5%
さうみ1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるいは夜叉神のお怒りで、この鬼の面がとれなくなるのでは無いかと思うと、わたくしはいよいよ総身(そうみ)にひや汗が流れました
半七捕物帳:65 夜叉神堂 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
思わず飛上って総身(そうしん)を震いながらこの大枝の下を一散にかけぬけて、走りながらまず心覚えの奴だけは夢中(むちゅう)でもぎ取った。
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
総身(からだじゅう)の血は一緒になって一時に御頭(おつむり)へ突きかかるようでした。もうもう堪(こら)え切ないという御様子で、舌なめずりをして、御自分の髪の毛を掻毟(かきむし)りました。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
頭(あたま)が鉄(てつ)の様に重(おも)かつた。代助は強いても仕舞(しまひ)迄読み通さなければならないと考へた。総身(さうしん)が名状しがたい圧迫を受けて、腋(わき)の下(した)から汗(あせ)が流れた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
綱(つな)に両手(りやうて)をかけて足(あし)を揃(そろ)へて反返(そりかへ)るやうにして、うむと総身(さうみ)の力(ちから)を入(い)れた。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)