“綴(は)” の例文
布子(ぬのこ)の下の襦袢(じゅばん)から、ポチリと色褪(さ)めた赤いものが見えるので、引っぱりだして見ると、黒ちりめんに牡丹(ぼたん)の模様の古いのだった。綴(は)ぎ綴(は)ぎで、大きな二寸もある紋があった。
一人の予言者で間に合わなければ、多くの中から、御意に召した箇所を選び出し、御意に召さぬ箇所は勝手に放擲して、ここに継ぎ綴(は)ぎだらけの、自家用の啓示録を製造する。