“立腐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たちぐさ80.0%
たちぐされ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勇吉の後について、默つて行くと、三軒ある斷崖の上の茶店の一番奧、久しい前から立腐(たちぐさ)れになつてゐる家の表戸を開けて
永代橋(えいたいばし)の河下(かはしも)には旧幕府の軍艦が一艘商船学校の練習船として立腐(たちぐさ)れのまゝに繋がれてゐた時分、同級の中学生といつものやうに浅草橋(あさくさばし)の船宿から小舟(こぶね)を借りてこの辺(へん)を漕ぎ廻り
水 附渡船 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
若黨の勇吉が刑死した越後屋の伜であつたことも、お茶の水に立腐(たちぐされ)になつた茶店のあることも知り盡してゐたのです。