“硬筆”の読み方と例文
読み方割合
こうひつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
両河地方(メソポタミヤ)では埃及(エジプト)と違って紙草(パピルス)を産しない。人々は、粘土(ねんど)の板に硬筆(こうひつ)をもって複雑な楔形(くさびがた)の符号(ふごう)を彫(ほ)りつけておった。書物は瓦(かわら)であり、図書館は瀬戸物屋(せとものや)の倉庫に似ていた。
文字禍 (新字新仮名) / 中島敦(著)