“甲冑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かっちゅう90.3%
かつちう3.5%
かぶと1.8%
よろひかぶと1.8%
かつちゆう0.9%
もののぐ0.9%
よろいかぶと0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太政大臣ともあろう人が甲冑(かっちゅう)をつけたということは、今まで聞いたことがありませんし、どう考えても礼儀に背くことと思われます。
この銅像は甲冑(かつちう)を着、忠義の心そのもののやうに高だかと馬の上に跨(またが)つてゐた。しかし彼の敵だつたのは、——
歯車 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
楽屋には甲冑(かぶと)、槍、面などが沢山並べてありました。私達はその中に坐つて、何とも云へぬ喜に浸りながら、種々(いろ/\)の愉快な相談をして居りました。
泣き笑ひ (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
先供(さきども)には北條、梶原、三浦、畠山、あとおさへには土肥(どひ)、安達(あだち)……なほ數々の大小名が平家の殘黨に備ふる用心もござらう、諸國に威勢を示すためでもござらう、いづれも甲冑(よろひかぶと)爽かに扮裝(いでた)つて
佐々木高綱 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
(ト)刀劒(とうけん)と甲冑(かつちゆう)
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
……甲冑(もののぐ)の音を聞かせたり、歌舞の音色を聞かせたり、我ながら小策を弄したが、こうも利き目があろうとは、俺にしてからが思わなかったよ。
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
終(つい)に国の名の武蔵の文字と通わせて、日本武尊(やまとたけるのみこと)東夷(あずまえびす)どもを平げたまいて後甲冑(よろいかぶと)の類をこの山に埋めたまいしかは、国を武蔵と呼び山を武甲というなどと説くものあるに至れり。
知々夫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)