“田端”の読み方と例文
読み方割合
たばた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田端(たばた)へ着くともういよいよ日が入りかけた。夕日に染められた構内は朝見た時とはまるでちがったさらにさらに美しい別の絵になっていた。
写生紀行 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「試験がすんだなら、すぐ殿様の所へ、お礼に行くんだぞ。」と、言はれてゐたので、田端(たばた)の丘の上にある、山野(やまの)子爵家に、たづねて行きました。
硯箱と時計 (新字旧仮名) / 沖野岩三郎(著)
田端(たばた)だの、道灌山(どうかんやま)だの、染井(そめい)の墓地だの、巣鴨(すがも)の監獄だの、護国寺(ごこくじ)だの、——三四郎は新井(あらい)の薬師(やくし)までも行った。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)