“王鮭”の読み方と例文
読み方割合
キングサモン100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでおれは、じゃ、お前はなんだよときいてやると、モオリーはすました顔で、おれはアメリカ市民だから、もちろん王鮭(キングサモン)さというからおれは笑いだして
南部の鼻曲り (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
王鮭(キングサモン)は、ほかの三君が二呎(フィート)半からせいぜい三呎どまりなのに、長さは四呎半、胴廻りすら一呎半もあって、王(キング)というより化物(モンスター)というほうがいいような雄大なやつだ。
南部の鼻曲り (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
紅鮭(レッドサモン)は要するに紅鮭(レッドサモン)で非常に態度が鮮明だが、銀鮭(シルバーサモン)となると、そのうちのあるものは王鮭(キングサモン)に似、あるものは鼻曲りにそっくりで、そのくせ雑種というのでもない。中間的なはっきりしない存在である。
南部の鼻曲り (新字新仮名) / 久生十蘭(著)