“池(ち)” の例文
この湖水の名をチベット語でマパム・ユムツォ(〔無能勝母湖〕)といって居る。また梵語(ぼんご)には阿耨達池(アノクタッチ)といい漢訳には無熱(むねつ)〔悩(のう)〕池(ち)としてある名高い湖水であります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
老龍——柳生谷の老龍——近ごろ誰となく宗厳(むねとし)のことを世人はそうよんでいる。深淵の潜龍(せんりゅう)という意味か、蛟龍(こうりょう)の池(ち)にひそむは伸びんがためというところか、とにかくそう称されている彼は
剣の四君子:02 柳生石舟斎 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
祁(き)州の汪(おう)氏の息子が番陽(はよう)から池(ち)州へ行って、建徳(けんとく)県に宿ろうとした。