“氣毒”の読み方と例文
新字:気毒
読み方割合
きのどく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『大きにお世話だよ。』とお大は憤々(ぶり/\)して、『お氣毒(きのどく)さまだが、松公は此方(こつち)が見切をつけて縁を切つたんだよ。如彼(あんな)ひよつとこの一人や二人、欲しけりや何時(いつ)でも貴方(あなた)に上げますよ。』
絶望 (旧字旧仮名) / 徳田秋声(著)
勞(らう)し何とも氣毒(きのどく)の至りなり以來(いらい)此左京は山賊は止(やめ)申すと云ふに大膳呵々(から/\)と打笑ひ左京どの沙彌(さみ)から長老(ちやうらう)と申し何事でも左樣甘(うま)くは行ぬ者なり山賊(さんぞく)迚(とて)も其通り兎角辛抱(しんばう)が肝心(かんじん)なり石の上にも三年と云へば先づ/\氣長(きなが)にし給へ其内には好事(よきこと)も有るべし扨また我は今宵(こよひ)の留守に勞(らう)せずして小千兩の鳥(とり)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)