“業欲”の読み方と例文
読み方割合
ごうよく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ちぇっ、こいつ! その白髪頭をひき挘ってくれるぞ! あの吝んぼのプリューシキンを知らないのか? 百姓に食うものも食わせない業欲(ごうよく)地主をさ?」
が、予は姫君が恋しゅうて、御意(ぎょい)得たいと申すのではない。予の業欲(ごうよく)に憧るる心は、一度唐土(ひとたびもろこし)にさすらって、紅毛碧眼の胡僧(こそう)の口から、天上皇帝の御教(みおしえ)を聴聞(ちょうもん)すると共に、滅びてしもうた。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)