“擺脱”の読み方と例文
読み方割合
はいだつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
而も耶蘇教徒のリバイバルの如くに『氣の伸び』を欲して、直に一切の利害を擺脱(はいだつ)して、正しきに合せんとすることも起る。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
至善至悪に対する妙念は残らず擺脱(はいだつ)し去りて只(た)だ慾火炎上の曲りくねりたる一時のすゞしさを此上なき者と珍重す。
惰力の為めに面白くもない懶惰(らんだ)な生活を、毎日々々繰り返して居るのが、堪えられなくなって、全然旧套(きゅうとう)を擺脱(はいだつ)した、物好きな、アーティフィシャルな
秘密 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)