“搦(か)” の例文
空の蒼々(あおあお)したのが、四辺(あたり)の樹立(こだち)のまばらなのに透いて、瑠璃色(るりいろ)の朝顔の、梢(こずえ)に搦(か)らんで朝から咲き残った趣に見ゆるさえ、どうやら澄み切った夜のよう。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)