“把(て)” の例文
そうして、それを螺旋(らせん)の締棒(しめぼう)の下に押込んで、把(て)をぐるぐると廻し始める。油は同時に搾(しぼ)られて床下(ゆかした)の溝(みぞ)にどろどろに流れ込む。豆は全くの糟(かす)だけになってしまう。すべてが約二三分の仕事である。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)