“忘(わ)” の例文
良(りやう)さんお約束(やくそく)のもの忘(わす)れては否(いや)よ。アヽ大丈夫(だいじやうぶ)忘(わ)すれやアしなひ併(しか)しコーツと何(な)んだツけねへ。あれだものを出(で)かけにもあの位(くらゐ)願(ねが)つておいたのに。
闇桜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
それだもの、忘(わ)、忘(わす)れるもんか。その時の、幻が、ここに残って、私の目に見えたんだ。
縁結び (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「三度目にゃア忘(わ)アすれた」
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)