“循吏”の読み方と例文
読み方割合
じゅんり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
滔々(とうとう)数千言(すせんげん)、備(つぶさ)に其の人となりを尽す。中(うち)に記す、晩年益(ますます)畏慎(いしん)を加え、昼の為(な)す所の事、夜は則(すなわ)ち天に白(もう)すと。愚庵はたゞに循吏(じゅんり)たるのみならざるなり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
彼の父杉百合之助(ゆりのすけ)は敬神(けいしん)家にして忠摯(ちゅうし)篤実(とくじつ)なる循吏(じゅんり)なりき。彼の母児玉氏は、賢にして婦道あり、姑に事(つか)うる至孝、子を教ゆる則あり、仁恕(じんじょ)勤倹(きんけん)、稼穡(かしょく)の労に任じ自から馬を牧するに至る。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)