“御揃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おそろ80.0%
おそろい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さすがに御両人御揃(おそろ)いの事だから、最初のうちは各自任意の行動をとって、盤の上を白石と黒石が自由自在に飛び交わしていたが、盤の広さには限りがあって
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「これは/\、御揃(おそろ)ひで御散歩で在(い)らつしやいまするか、オヽ、『黒』さんも御一緒ですか」と、芝生に横臥(わうぐわ)せる黒犬にまで丁重に敬礼す、是れなん其仁(そのじん)、獣類にまで及べるもの乎(か)
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
ここへ東風君さえくれば、主人の家(うち)へ出入(でいり)する変人はことごとく網羅し尽(つく)したとまで行かずとも、少なくとも吾輩の無聊(ぶりょう)を慰むるに足るほどの頭数(あたまかず)は御揃(おそろい)になったと云わねばならぬ。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)