“弐(に)” の例文
旧字:貳
わたくしは今まで行末のことなんか一度も考えたことがありませんから、弐(に)千円貯金があると言われた時、実によくかせいだものだと、覚えず母の顔を見ました。
ひかげの花 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
薄い母の掌に、緑の粉(こ)を吹いた大きい弐(に)銭銅貨が二三枚こぼれた。
風琴と魚の町 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
皇極天皇弐(に)年の秋、入鹿斑鳩の宮を焼く。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
弐(に)
雁 (新字新仮名) / 森鴎外(著)