“岐(わ)” の例文
学力は同程度として好悪(こうお)のかくまでに岐(わ)かるるは両者の性質のそれほどに異なるがためならずんばあらず
『文学論』序 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
三つの雄蕊(ゆうずい)は幅広き花柱枝(かちゅうし)の下に隠れて、その葯(やく)は黄色を呈(てい)しており、中央の一花柱(かちゅう)は大きな三枝(し)に岐(わ)かれて開き、その末端(まったん)に柱頭(ちゅうとう)があり、虫媒花(ちゅうばいか)であるこの花に来る蝶々(ちょうちょう)が
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
往時の加古川は、いく筋にも岐(わ)かれ、いずれがその称(よ)ぶところの加古川の本流なのか。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)