“小言”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こごと92.9%
こゞと3.2%
つぶや1.9%
おこごと0.6%
かす0.6%
つぶやき0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よくいいつかったことを忘(わす)れたり、また、晩(ばん)になると、じきに居眠(いねむ)りをしましたので、よく叔父(おじ)さんから、小言(こごと)をいわれていました。
人の身の上 (新字新仮名) / 小川未明(著)
胸が苦しくなったので、伝三郎は小言(こゞと)は後廻しにして反吐を吐きに便所に立った。初乃がペタ/\後に随いて行った。
俗臭 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
面白からぬ心々を載せたればや、とかくに二人が擦れ合ふのみにて口も利かねば、たまたまの事にまた旦那が箱やを起こして、ほんに陰気な事やつたと、下女も丁稚も小言(つぶや)きぬ。
心の鬼 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
今さらお小言(おこごと)らしいことは申したくないのでございますが、それも運命とは申しながら、異性に対する御認識が不足していましたために
源氏物語:39 夕霧一 (新字新仮名) / 紫式部(著)
「成駒屋も正直やなあ、あれが仁左衛門(まつしまや)やつて見なはれ、稽古にかゝつてから、そない語り口やと乃公(わし)が出られへんと小言(かす)を食はせて、あべこべに雲の方から謝らせまんがな。」
天は永久(とこしえ)に高く、地は永久に低し、しかも天の誇りを聞かず、地の小言(つぶやき)をしも聞かざるに。人ばかりは、束の間の、いふにも足らぬ差別を争ひ、何とて喧々囂々(けんけんがうがう)たる。
移民学園 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)