“実子”のいろいろな読み方と例文
旧字:實子
読み方割合
じっし80.0%
じつこ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
表面(うわべ)は優しく見せかけても内心は如夜叉(にょやしゃ)、総領の継子を殺して我が実子(じっし)を相続人に据えようという怖しい巧(たく)みがあったに相違ないのです。
画工と幽霊 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
自分の家(うち)の子供を療治して遣(や)るに迷うと同じ事で、その扱(あつかい)は実子(じっし)と少しも違わない有様であった。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
堀越実子(じつこ)——市川翠扇(すいせん)という女優の名で出演し、七人(ななたり)の舞女(ぶじょ)は、そのころの新橋七人組といわれた、小夜子(さよこ)、老松(おいまつ)、秀千代(ひでちよ)、太郎、音丸(おとまる)、栄竜(えいりゅう)、たちだ。
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
実子(じつこ)と扶貴子(ふきこ)が、浜子とあまりちがわない年齢で、税所敦子(さいしょあつこ)——宮中女官楓(かえで)の内侍(ないし)——の作詞を乞(こ)い、杵屋正次郎(きねやしょうじろう)夫妻の節(ふし)附け、父団十郎の振附けで踊っている。
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)