“声高”のいろいろな読み方と例文
旧字:聲高
読み方割合
こわだか88.9%
こはだか4.9%
こえたか3.7%
こえだか1.2%
コワダカ1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
飢えた蒼鷹(くまだか)が小鳥を抓(つか)むのはこんな塩梅(あんばい)で有ろうかと思う程に文三が手紙を引掴(ひっつか)んで、封目(ふうじめ)を押切ッて、故意(わざ)と声高(こわだか)に読み出したが
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
私(わし)は一足(あし)退(すさ)つたがいかに深山(しんざん)だといつても是(これ)を一人(ひとり)で置(お)くといふ法(はふ)はあるまい、と足(あし)を爪立(つまだ)てゝ少(すこ)し声高(こはだか)に
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
三人の通った座敷の隣に大一座(おおいちざ)の客があるらしかった。しかし声高(こえたか)く語り合うこともなく、矧(まし)てや絃歌(げんか)の響などは起らなかった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
反閇(アシブミ)ぞ。もつと声高(コワダカ)に——。あっし、あっし、それ、あっしあっし……。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)